院長コラム › アンパンは歌っている

♪何のために生まれて何をして生きるのか?答えられないなんてそんなのはいやだ♪と、アンパンマンは歌っている。

その答えを見つけようと私も日々の営みの中で読書をすることがある。

私は書評で本を買ったことがない。自分が面白いと感じた本をいつも購入している。
昨年末に朝日新聞書評委員22名が各人の「今年の3点」を挙げていた。計66冊の中で私が購入した本が3冊、近々買うつもりだったのが2冊あった。私の面白がりの水準はこの程度。日本を代表する知識人たちと付かず離れずの距離だ。

3・11以降、私が面白さを感じることは複雑系科学にまとめられるようだ。自然現象や経済現象を非線形力学、カタストロフ理論、カオス理論などを使い、数式で客観認識しようとする科学だ。

日本でのその元祖は、物理学者の寺田寅彦。その進化系がリケジョでアーチストのスプツ二子!だ。ひげのおやじから日英ハーフ美女への推移は日本の歴史の近代化の結果だ。彼女は元気で面白くてかっこいい。
人類の皆様、ホモサピエンスとしての夢をあきらめずに元気で前へ進みましょう。

アンパンマンもこう歌っている。♪ああアンパンマンやさしい君はいけみんなの夢守るため♪