ハーバード大学に宗教象徴学のロバート・ラングドン教授がいる。ミッキーマウスの腕時計をしている。
実在の人物ではない。2000年に発表したダン・ブラウンの小説『天使と悪魔』の主人公だ。大ベストセラーになり、
2006年『ダ・ビンチ・コード』、2009年『ロスト・シンボル』、2013年『インフェノ』と次々に発行している。
トム・ハンクス主演で映画化もされている。映画の方は、第1作『ダ・ビンチ・コード』、第2作『天使と悪魔』、第3作『インフェルノ』(3作ともロン・ハワード監督)
の順だ。次第に、監督は映画本来の面白さを追求しているように思える。
原作はどれも長編で情報量が多く(薀蓄好きではない私は敬遠している)手っ取り早いので映画をもっぱら追いかけている。
いつか原作をゆっくり読もうと思っているが、さて、いつになることやら。
もしも日本人を主人公にするなら、仏教の源流を巡るミステリーになるでしょうか。
東南アジアには密林の中に廃墟となった仏教寺院がある。従来なら純文学のテーマを現在は娯楽(エンターテインメント)化
する時代になったと、私は認識している。