音楽シーンがビートルズの出現で変わったように、映画もジョージ・ルーカスの出現で変わった。
1977年『スターウォーズ』は、斬新な映像と登場人物(キャラ)、物体の存在感で映画本来の面白さを示し、世界中の映画好きの若者たちを魅了した。私もその1人だった。
あたたはいつ『スターウォーズ』を観たのか?その時のあなたの社会的境遇はどうだったか?それによって、スターウォーズ
体験の影響は異なるようだ。
『ローグ・ワン』のギャレス・エドワーズ監督は1975年イギリス生まれだ。4歳の頃、スターウォーズ体験をし、スターウォーズ物語の空想遊びをしているようだ。
しっかり、少年のセンスオブワンダーを受け継いでいる。まるでフォースの継承者だ。人物描写の浅さは監督の年齢のせいか。
スターウォーズ好きの誰もが予想以上の作品と思っているだろう。まずは合格点だ。
ラストシーンに帝国軍戦艦スターデストロイヤーが登場し、エピソ-ド4のファーストシーンへ続くとするだろうとスターウォーズ好きなら誰もが予想はしていたが、ダースベイダーの大暴れと反乱軍兵士の必死の手渡しリレーには泣けた。やってくれるではないか。そのピースは『ローグ・ワン』ジグゾーパズルの要だ。