新聞一面に「北朝鮮ICBM発射」と「横綱日馬富士引退」の大見出しが並んでいた。
TVワイドショーに山内昌之東大名誉教授が出演していた。北朝鮮について語るのかと思いきや、
相撲について語っていた。横綱審議委員会のメンバーの一員だったようだ。
『新ユーラシア外交』はどこへいったのだろうか?10年一昔前なのか。
ことほど左様に、国民の関心は北朝鮮より相撲だとマスコミは判断したようだ。
連日の報道ぶりがそれを示している。
キューバ危機の時にアメフトに夢中のアメリカ人に呆れたと同様に、日本人は思われているのだろう。
ここで、正気に戻る連想ゲームをしてみたい。
相撲と言えば、横綱。横綱と言えば、モンゴル力士会。モンゴル→ロシア→ウクライナ→北朝鮮→核ミサイル
アハハ我ながらいささか強引な連想だ。
相撲と核ミサイルをつなぐ中間にモンゴルが位置している。
私のモンゴルへの興味は、作家の司馬遼太郎さんと文化人類学者の梅棹忠夫さんの影響によるものだ。
日本民族のルーツに繋がる気がするし、力、暴力を考える基本になる。