サントリーのテレビCM制作現場をのぞいてみたい。
企画案のプレゼン。登場人物のキャラクター設定。監督、撮影者の人選。俳優のキャスティング。
制作現場が面白そうだ。
カウンターの中のママ役に井川遥さん。常連客仲間4人にピエール瀧と加瀬亮がいる。
人間関係に秘められたドラマがありそうだが一切描かれていない。
妄想する楽しさを観客側にゆだねている。
1983年(昭和58年)ウイスキーの消費量がピークを迎えた。1984年(1Q84だ)から
25年間減少傾向となった。
2007年、ウイスキーの復活を狙って、企画が立案された。水割りではなく、ソーダ水で割るハイボールを
売り出した。初代のママ役は、女優の小雪さん。1990年発表の石川さゆりさんの♪ウイスキーがお好きでしょ♪
のカバー曲を流した。(名曲と再認識させられた)2011年、2代目ママ役に菅野美穂さん。
3代目ママ役が井川遥さんだ。2008年からウイスキーの消費量が増加に転じている。
テレビの歌番組で石川さゆりさんが出演された時、古田新太の要望で「思い出のバーで、若い女性と一緒にいる
元不倫相手を偶然見てしまった38歳の女性の心のつぶやき」という設定で歌うことになった。
石川さんの歌声に古田さんは涙ぐんだ。後日、朝日新聞のコラムでジャ―ナリストの中山治美は
古傷がうずいて眠れなくなったと書いた。アハハ。そんな思い出のかけらもない私はあっけらかんとしたもので、
週末の会合でハイカラを注文した。コマーシャル通りハイボールとカラアゲだ。
そういえば、ビールは「モルツ」、発泡酒は「金麦」と気がつけばお酒はサントリーばかり飲んでいる。
まんまとCMに引っかかったか。