体内のどこかに慢性炎症があると、その原因菌が出す酵素、毒素が血液中に流入し全身をめぐります。細菌が定住し増殖しやすい場所は元の環境に類似した場所のようです。そこに細菌が住みつき新たな病気を発症させるのです。
例えば歯周病は従来より誤嚥性肺炎、敗血症、心内膜炎、早産、低体重児出産との関連を指摘されていました。近年では、糖尿病、肥満症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化症、骨粗しょう症、関節リウマチ等。咀嚼（噛むこと）と認知症との関連も発表されております。
慢性疾患のドミノ倒しを防ぐには、まず、口腔の健康から。文字通り、口は健康の入り口です。